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オパール加工


九八年春夏の婦人服向け素材商戦は、アパレルメーカーと服地卸の間で商談が進行中だが、透明感のある素材に関心が集まっている。代表はレースだが、これと並んで注目されているのがオパール加工。セルローズ(繊維素)が酸によって炭化する性質を利用した加工方法だ。オパール捺染とオパール加工の二種類がある。オパール捺染のひとつ白色捺染法は、タングステン酸、モリブデン酸の可溶性塩類を含む糊(のり)を布の表面につけ、これをバリウム、マグネシウム塩などの溶液に通すと布の表面が乳白色になる。オパール加工はシルクやナイロンなどの耐酸性繊維とレーヨン、綿などの植物性繊維との交織物に硫酸を混ぜた酸性の糊で模様をつけ、一二〇〜一三〇度で三〜四分間熱処理すると、糊をつけた部分が炭化し、もみ洗いすると落ちてしまう。その部分だけ薄く透きとおる。女らしい表現にぴったりの加工方法だ。






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