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2000.12.17より


複線型雇用管理


企業内人生の「節目」ごとにキャリアを選択させること。例えば、まず応募時か入社時に(あるいは入社2〜3年目に)選択を迫られるコースがある。総合職コ−スか一般職コースかの選択がそれである。このコース制は男女雇用機会均等法の施行にともなって導入が増えた制度である。総合職コースは役職昇進を前提としたコースであり,一般職コースは「使い捨て・下級管理者どまりの」コースである。そしてその後一定の教育訓練を経てコースの選択を再度迫られることがある。それは,たとえば,管理職,専門職,専任職,の選択である。基本的には,総合職コース選択者は管理職コースヘ,一般職コース選択者は専任職(エキスパート)コースヘ,専門職コース選択者は一貫してそのコースで定年を迎えることになるが,変更も可能である。日本の多くの企業では,複数のコースが設定されており,従業員は,そのコース制に沿って,昇進・昇格を幾度となく織り返しそれぞれの企業内人生を歩んでいことになる。

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