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2000.12.17より


無常(annitya)


 あらゆる存在が生滅変化してうつり変わり、同じ状態には止[とど]まっていないことをいう。仏教の他宗教と異なる思想的立場を明示する1つである。あらゆるものは、生まれ、持続し、変化し、やがて滅びるという4つの段階を示すから、それを観察して「苦」であると宗教的反省の契機とすることが大切である。これもいろいろな学派の立場から、形而上学的な分析がなされてきたが、単なるペシミズム、ニヒリズムの暗い面のみを強調しではならない。生成発展も無常の一面だからである。


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